ARIEL SCEBAI最大の危機/作品レビュー
<放送媒体・期間>
OVA(オリジナルビデオアニメーション)
1989年7月21日~8月21日 全2話
<あらすじ>
銀河帝国は地球侵略を惑星侵略業務を行う企業「ゲドー社」に依頼。ゲドー社は大型宇宙戦艦オルクスとアバルト・ハウザー艦長を地球に向かわせる。一方、国立科学研究所(SCEBAI)の所長・岸田博士はゲドー社の降下兵に対抗すべく女性型巨大ロボット兵器ARIEL(エリアル)を開発。そのパイロットに博士の姪にあたる美亜と孫の絢と和美の3人を指名するのだった。
<おすすめポイント>
- 1986年から2006年に渡り刊行された小説「ARIEL」をアニメ化。壮大なストーリとなる原作を一部抜粋した作りになっているが、女性型巨大ロボットの主役機や一人で艦隊を壊滅させる実力を持つ星壊しセイバーの登場など作品の魅力が凝縮した作りになっている。
- バブル期全盛に制作されたOVA。作画は抜群。声優陣もレジェンドが集結している。
- 現在でも模型が発売されるほど洗練されたデザインのARIEL。
<おすすめしないポイント>
- ロボットの登場シーンは少ない。また肝心のところをセイバーに持っていかれる。
- それぞれのキャラを立てるあまり、誰が主人公かわからなくなってしまっている。
- OPナレーションはあるものの、物語が唐突に始まるので注意。