MEGAZONE23 Ⅲ/作品レビュー
<放送媒体・期間>
OVA(オリジナルビデオアニメーション)
1989年9月28日(イヴの目覚め)
1989年12月22日(解放の日)
<あらすじ>
ネットワークコンピュータ「SYSTEM」によって管理された町エデンシティ。天才的なハッカーのエイジ・タカナカは、エデンシティを管理する情報管理局「E=X」への就職が決まり有頂天となる。就職のお祝いパーティーでゲームをするエイジは、レジスタンス活動を行うソフト会社「オレンジ社」に目をつけられてしまう。
<おすすめポイント>
- メガゾーン23の三作目。前作から数百年後が舞台となるため予備知識必要なしで視聴できる。
- 「前作で終わっておけば良かった」「蛇足」等の評価が多い作品だが、決して前作までの世界観を崩すことなく仕上がっているのは流石。普通に面白いと思った。
- 歴代の主役機ガーランドの中でも、本作のデザインはシリーズ屈指と思われる。活躍の機会は少ないが。
- 前作同様、バーチャルアイドル「時祭イヴ」が世界のカギを握る。声優兼歌手の交代があるものの人型ロボットと新人声優(アイドル)の愛称は良い。
<おすすめしないポイント>
- 前半のテンポの悪さ。ロボットの戦闘シーンは少ない。
- 終始活躍の機会がないヒロインのリョウ(シャワーシーンのみ)。
- 前作までの著名なアニメーター(庵野秀明や板野一郎等)が抜けてしまっている。