機神大戦ギガンティック・フォーミュラ/作品レビュー
<放送媒体・期間>
TVアニメーション
2007年4月4日~9月26日 全26話
<あらすじ>
世界各地で発見された12個の古代遺跡「OXⅡ」。外見はオリンポス神の頭像だが、その内部からは既存の資源を凌駕するエネルギーを蓄積していた。しかし人類はこのOXⅡの暴走を引き起こし未曾有の大災害「赤道の冬」を引き起こしてしまう。この災害によりOXⅡ以外の既存エネルギーは消失してしまう。
西暦2035年、新国際機関UNは世界各国が所有するOXⅡに機械の体(ギガンティック・フィギュア)を与え、世界の覇権をかけて戦う「もっとも賢明なる世界大戦」WWWの実施を発表する。
<おすすめポイント>
- ギガンティックフィギュアと呼ばれる巨大ロボットを使い、世界各国が地球の覇権をかけて戦うストーリー。表向きは代表ロボットのタイマンバトルだが、
- 12体+αのロボットのデザインはそれぞれ有名クリエイターが手掛けており、個性あふれるロボットバトルが楽しめる。
- 世界観を表現した薄暗い絵作りは地味だが良い。画の暗さは主人公・慎吾の明るさで帳消し。思ったことを何でも口に出してしまう慎吾の性格を踏まえた上で見るとなお面白い。
- 世界各国のパイロット事情も様々。ロボットが2人乗りであることも本作の魅力。
<おすすめしないポイント>
- 主人公は共鳴感応により他国間の戦争を覗き見ることができる。しかし中盤はほとんど覗き見で終わる。主役ロボットがほとんど活躍しない。
- 大河原邦男さんデザインのクロノス0。結局銅像のまま。動くことを期待していたのに。
- キャラクターが爬虫類っぽいのは好みが分かれる。
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