ジーンシャフト/作品レビュー
<放送媒体・期間>
TVアニメーション
2001年4月5日~6月24日 全13話
<あらすじ>
無計画な欲望の追求により滅亡寸前まで追い詰められた人類は、受精時点の遺伝子を操作することにより個人の性格や適正能力をコントロール。男女比は1:9に保たれ、暴力や支配感情そして恋愛感情まで無くすことにより安定的な社会を築き上げていた。
そしてそんなことが当たり前のようになった23世紀。
「Sミッション」と呼ばれる特殊任務に就くことになったミカ・セイドウは、宇宙ステーションでかつての親友やライバル候補生たちとの出会い、そして友人の仇である男性ヒロト・アマギワと遭遇するのだった。
<おすすめポイント>
- 遺伝子操作が当たり前となった社会で、未知の生命体「リング」との紛争を描いたロボットアニメ。斬新な設定、造形作家・竹谷隆之さんデザインした主役ロボット「シャフト」は究極の未来型ロボット。
<おすすめしないポイント>
- 遺伝子操作されたキャラクターたちが旧世代と同じ感情むき出しの性格。これは相当難しい設定(お題)だが突き詰めてほしかった。
- 巨大ロボット「シャフト」。動きが単調。SFを極めるとこれほど魅力が削がれるのか。ロボットアニメにはある程度の荒唐無稽な演出は必要だと感じさせてくれる。マクロス最高!
- 結局犬とのメールのやり取りは何だったのだろうか。
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