D-1 DEVASTATOR/作品レビュー
<放送媒体・期間>
OVA(オリジナルビデオアニメーション)
D-1 DEVASTATOR 接触編 (1992年12月11日発売)
D-1 DEVASTATOR 激闘編 (1993年2月26日発売)
<あらすじ>
ヤエス自動車・テストドライバーのリョウは、常務のグレイ・ギアから受けた極秘任務によりテスト中の新型マシンであるヴェクター・バーサスに乗り込む。しかし時速300キロを超えた瞬間、「高速空間」にワープしてしまう。高速空間内で幻覚に襲われるリョウ。そこに異形の怪物・デバステイターに襲われるが謎のロボット兵器に救われるのだった。
<おすすめポイント>
- タカラが映像事業部を立ち上げて制作したオリジナルビデオアニメーション。スーパーカーから人型に変形するロボットが異空間で活躍。主役機のヴェクター・バーサスが放つパイル・トルネードは必見のカッコよさ。
- 商業的なセールスは振るわなかったものの80年代らしい秀逸なロボットデザイン。作画にも力が入っている。又、漫画やゲーム化もされておりタカラの本作への期待感が伺える。
- 黒幕が正体を現す激闘編が特におすすめ。
- 声優界のレジェンドたちが軒を連ねている。
<おすすめしないポイント>
- 説明されない情報が多いままストーリーが進んでいく。結局最後まで謎のままで終わる部分もある。