白銀の意思 アルジェヴォルン/作品レビュー
<放送媒体・期間>
TVアニメーション
2014年7月-12月 全24話
<あらすじ>
過去の戦争兵器により航空機の使用が不可能になった世界。主力兵器は「トレイルクリーガー」と呼ばれる人型機動兵器に変わり、紛争は続いていた。A.O.2015年。「インゲルミア諸国統合体」が「アランダス連合王国」に武力侵攻を開始。城塞グレートウォールを突破されたアランダス軍は敗走・撤退戦を余儀なくされた。アランダス独立第八部隊に所属する新人パイロットのススム・トキムネは、味方を見捨てるという撤退命令を無視し一台のトレーラーの救助に向かう。しかし、追ってきたインゲルミア軍の攻撃により窮地に陥る。トレイルクリーガーを失ったトキムネは、救出したトレーラーの中に新型トレイルクリーガーを発見するのだった。
<おすすめポイント>
- ワーナー制作のオリジナルロボットアニメ。二国間の紛争が続く世界で部隊の仲間たちに助けられながら成長していく主人公が描かれる。
- とかく翼の生えたロボットが席巻する昨今、地上を駆る硬派なミリタリーロボットアニメ。様々な指令により紛争する独立部隊の活躍が中心となるが、軍上層部や兵器開発会社の思惑や暗躍も描かれているのが面白い。
- 戦争を描いている作品だが、面白いのは登場人物の人間関係。トキムネの成長物語を中心に魅力的なキャラクターが脇を固める。
- スマホゲームとの連動。
<おすすめしないポイント>
- もう少し主役機アルジェボルンの華々しい活躍を見たかった。後半から最終回にかけては特に。
- 突き抜けた派手さはない。徹底した悪人が登場しないからか。
- ロボットのデザインが・・・。時代を逆行するようだが、「おもちゃ」や「プラモデル」を売る気持ちはなくても持っていてほしい。変形・合体しろとは言わないが。
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