銀色のオリンシス/作品レビュー
<放送媒体・期間>
TVアニメーション
2006年10月~12月 全12話
<あらすじ>
地球と月は時間のゆがみを生じさせるオリンシスシェルに覆われていた。地球に住むハンターのトキト・アイザワは、仲間たちとともに月から来る無人兵器「ガーデナー」の討伐を生業として生活していた。補給のため立ち寄った集落でトキトは記憶喪失の少女テアと出会う。トキトのことを何故かコウイチと呼ぶ少女に、トキトは戸惑いながらも惹かれていく。そんな時集落にガーデナーの大群が押し寄せるのだった。
<おすすめポイント>
- タイムトラベルの要素があるSFロボットアニメ。荒廃した大地でガーデナーと人類の種の存亡をかけた戦いが繰り広げられる。
- 典型的なボーイミーツガール物語かと思いきや、主人公の名前を間違えるヒロインのテアや意味ありげな言動をするもう一人のヒロインのセレナ。何度も挿入される時歴も興味深い。
- 物語の随所に散りばめられた伏線の数々。終盤で大きな驚きがあり、再度見返したくなる。
<おすすめしないポイント>
- メカアクションに見るべきところはない。
- 終始作画崩壊している印象。
- 同時進行していた小説版が打ち切りになってしまい、アニメと小説を両方見ることによって明かされる全貌も不明なまま終わる。