惑星ロボ ダンガードA/作品レビュー
<放送媒体・期間>
TVアニメーション
1977年3月6日~1978年3月26日 全56話
<あらすじ>
環境汚染が進む地球の移住先として見つけられた惑星「プロメテ」。大江戸博士が提唱する人類移住計画=プロメテ計画によってロケットが打ち上げられるが、ロケット乗組員の一文字断鉄によって破壊されてしまう。10年後、断鉄の息子・一文字タクマは父の汚名を返上すべくプロメテ計画の宇宙パイロットとして過酷な訓練に臨んでいた。
一方、一文字断鉄を強制的に操りプロメテ計画を遅延させてきたドップラー総統は、戦闘ロボット・メカサタンをプロメテ計画の要となるジャスダム基地襲撃に向かわせるのだった。
<おすすめポイント>
- 永井豪原作のマジンガーシリーズの後番組として放映された松本零士原作の東映アニメ。ロボットアニメに当時流行していた熱血スポーツ根性アニメ要素を加えた作品。主人公の一文字タクマが惑星プロメテに行く宇宙パイロットとして成長していく姿が描かれている。
- 主役ロボットの活躍が13話以降というかなり異色のロボットアニメ。またロボットの操縦訓練にも長い時間がかかりパイロット選抜にかんする描写も丁寧に描かれている。昨今のロボットアニメ以上にリアル。ロボットアニメお決まりの展開に飽きている方はぜひ見てほしい。
- ロボット以外の変形形態がおまけ程度の作品が多い中、本作は飛行形態「サテライザー」の活躍が光る。特に序盤はパイロットの未熟さからロボットに変形することができないため、サテライザー形態でメカサタンを撃破することが多い。
<おすすめしないポイント>
- 物語は主役ロボットのダンガードAが未完成状態で開始されるため活躍の機会がなかなか訪れない。また変形はするものの、追加武装や必殺技もなく前番組「UFOロボ グレンダイザー」と比べると地味な印象は拭えない。
- 中盤以降の大幅な路線変更。ロボットアニメらしくなったが個性も薄まった。
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