サクガン/作品レビュー
<放送媒体・期間>
TVアニメーション
2021年10月7日~12月23日 全12話
<あらすじ>
コロニー「ピンイン」で暮らす少女・メメンプーは、コロニーの外を旅する「マーカー」になりたいという夢を持っていた。しかし父のガガンバーは反対していたためケンカの絶えない日々が続いていた。そんなある日、幼馴染のマーカーである父娘・ウォルシュとリンダが旅から帰ってきた。
<おすすめポイント>
- ロードムービー調で描かれた親子愛の物語。普段はだらしない父のガガンバーが、娘のために奮闘する姿は心打たれる。親子ケンカの会話劇は声優さんの演技力も加味されて大変楽しい。
- 戦闘用(ワークポット)じゃないロボットの戦いは新鮮で面白い。掘削機やドリルを用いてのメカアクションが本作の見どころの一つ。
- 1話ごとの完成度が高い。各話の起承転結がはっきりしているからだと思う。
<おすすめしないポイント>
- アニメとしては大変面白いが、ロボットアニメとしては見るべきところは少ない。
- 打ち切りアニメのような最終話。1話分見逃したのかと思った。なぜあんな形にしたのだろうか。
- いくつかの謎が明かされないまま終わる。