ぼくらの/作品レビュー
<放送媒体・期間>
TVアニメーション
2007年4月~9月 全24話
<あらすじ>
夏休みに自然学校に参加した15人の少年少女。休憩中に海岸探索に出かけた際、奇妙な洞窟を見つ ける。中にはココペリと名乗る男が待っていた。自分が作ったゲームに誘うココペリ。巨大ロボットを 操縦、敵を倒して地球を守るという王道のゲーム内容を聞き気軽に契約する15人。しかしこれはすべて現実で行われる出来事であった。さらにこのロボットには隠された約束ごとがあるのだった。
<おすすめポイント>
- 世界を救うことを余儀なくされた15名の少年達の物語。引き込まれるストーリー、巧みに組み込まれた伏線、ジアースというロボットを取り巻く設定以外はリアルな現実世界が描かれているところなど大変見どころの多い作品。
- 少年達がそれぞれに抱える悩み。その悩みと向き合いながらも最後は世界を救う。子供たちの儚い成長が描かれている。
- 漫画原作(放送当時未完)であるがアニメ独自の設定により構築されているため矛盾なく完結している。
- OP「アンインストール」が世界観にマッチしていて良かった。
<おすすめしないポイント>
- リアルすぎる人間の嫌な部分が赤裸々に描かれているため注意が必要(いわゆる鬱展開)。もちろん人の優しい一面もたくさん描かれているのだが、鬱展開のほうが印象に残ってしまう。グロいシーンが無いのは救いか。決して万人にはおすすめ出来ないアニメ。
- 現実に巨大ロボットが現れたらこんな感じの動きなのか。スローモーションのように動く。既存のロボットアニメのアクションを期待しないように。
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