宇宙大帝ゴッドシグマ/作品レビュー
<放送媒体・期間>
TVアニメーション
1980年3月19日~1981年2月25日 全50話
<あらすじ>
西暦2050年。人類は火星、そして木星へと宇宙開発を進めていた。無人宇宙探査船はさらに先の宇宙へ達していたが、異星人の存在は確認されていなかった。
そんなある日、突如現れたエルダー星人によって木星の惑星・イオが襲撃される。そして魔の手は地球にも。イオを故郷とする青年・檀闘志也(だんとしや)、ジュリィ野口、吉良健作は、風見博士の開発したシグマエネルギーを動力とする巨大ロボット・ゴッドシグマに乗りエルダー軍団と戦っていくのだった。
<おすすめポイント>
- コン・バトラーVから続く飯島敬プロデューサーのロボットアニメ作品(最終作)。円熟期を迎えつつある中で作られたため、異星人との戦いも二転三転するため面白い。特に後半はゴッドシグマの苦戦が目立つため物語は盛り上がってくる。
- 漫画家の新谷かおるがキャラクター原案を務めており、独特なタッチのキャラクターは特徴的だった。
- 悲劇のライバル・テラルの存在感。檀闘志也との友情(愛情?)も見どころの一つ。後半に登場する敵司令官・ガガーンの悪人っぷりもおすすめ。
<おすすめしないポイント>
- 唐突に狂い出す風見博士。前半にもう少し伏線があれば良かったのに。あまりにも違和感がある。最初は敵に操られているのかなと思った。エルダー人を標本にしてるのにみんなスルーしてるし。
- ゴッドシグマに合体したらすぐに敵を瞬殺。全然動かない。ダルタニアスの延長線上で見ると愕然とする。
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