大空魔竜ガイキング/作品レビュー
<放送媒体・期間>
TVアニメーション
1976年4月1日~1977年1月27日 全44話
<あらすじ>
ブラックホールによって崩壊の危機を迎えたゼーラ星では、機械神・ダリウス大帝の支配のもとゼーラ星を捨て地球への侵略を決める。先兵となるデスクロス四天王と暗黒ホラー軍団は地球への侵略を開始する。
一方、地球ではプロ野球選手のツワブキ・サンシローが念願の一軍マウンドに立とうとしていた。しかし、何者かの陰謀によりケガを負わされ選手生命を絶たれてしまうのだった。
<おすすめポイント>
- 東映動画初のオリジナルロボットアニメ作品。時に主役ロボット・ガイキングを押しのけて活躍する母艦・大空魔竜が最大の魅力。また、当時流行していた超常現象や古代遺跡群をエピソードに盛り込んでいるのも興味深い。
- ガイキング、大空魔竜の武器の豊富さ。連携した際の必殺技も合わせると相当な数である。またフェイスオープン後のガイキングの顔は衝撃!ロボット怖い顔ランキングでは上位となるだろう。
- 41話や44話など作画監督・金田伊功さんのカラーが色濃い回がある。まあキャラクターも別人みたいになってしまうけど。
- コメディ―色の強い32話「宇宙から来た幽霊船」が面白い。特に大文字博士の壊れっぷりは必見。
<おすすめしないポイント>
- 全44話中、ガイキングや大空魔竜が新兵器をお披露目する場面は多いが、物語が進展する重要なエピソードは少ない。極端だが1、2、43、44話を見れば大丈夫。
- 設定が全体的にユルい。サンシローの超能力設定はどこへ。
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