超ロボット生命体トランスフォーマー マイクロン伝説/作品レビュー
<放送媒体・期間>
TVアニメーション
2003年1月10日~12月26日 全52話
<あらすじ>
セイバートロン星でははるか太古よりロボット生命体同士の争いが続いていた。平和を愛するサイバトロン軍と悪のデストロ ン軍だ。そんな終わりのない戦いに嫌気がさした新たなる勢力マイクロンたちはセイバートロン星を脱出。しかしデストロン軍 の追撃により宇宙船は損傷。地球に不時着してしまう。それから400万年の月日が流れた。
地球人の少年ラッドとカルロスは遺跡探検の最中、長いあいだ眠りについていたマイクロンと友達になる。しかしマイクロン を戦力と考えたデストロンは彼らの奪還に動き出すのだった。
<おすすめポイント>
- トランスフォーマーシリーズの原点回帰を目指して制作された新世代シリーズの第1弾。新しく両軍のトランスフォーマーがマイクロンと合体(エボリューション)してパワーアップする設定が取り入れられた。
- 勧善懲悪な王道ロボットアニメ。対立構造もわかりやすくて良かった。
- サイバトロンがビークルモードにトランスフォーム。エンブレムターンの復活などシリーズファンに嬉しい要素が豊富。
- これまでのシリーズで登場した卑劣な性格のスタースクリームから一転。本作では男気ある戦士に成長する。
- 後半はトランスフォーマー ザ・ムービーをオマージュしたユニクロン編が始まるとなる。巨大トランスフォーマーのユニクロンの活躍は興奮。
<おすすめしないポイント>
- 前半のマイクロン争奪戦は単調なストーリーが続く。
- エボリューション)の設定は中盤以降活躍の機会を失う。
- 5体合体トランスフォーマーが登場しない。
- 初登場時から少しづつサイズが小さくなっていくショックウェーブ。