トランスフォーマー スーパーリンク/作品レビュー
<放送媒体・期間>
TVアニメーション
2004年1月9日~12月24日 全52話
<あらすじ>
人類とトランスフォーマーが共闘したユニクロンの暴走を止める戦いから10年の歳月が流れた。地球圏で次々と発見され た新エネルギー「エネルゴン」。和平への道を進んだサイバトロンとデストロンの両軍と地球人、そしてエネルゴンの探索・加 工を得意とするオムニコンは、エネルゴンを平和利用すべく研究を続けていた。
一方、ユニクロン復活を目論む宇宙人・アルファQは、復活のカギとなるエネルゴンを奪取すべくテラーコン軍団を地球圏に向かわせるのだった。
<おすすめポイント>
- TVアニメ「トランスフォーマー マイクロン伝説」の10年後を描いた続編。前作に登場したラッド、アレクサ、カルロスは成長し、コンボイなどトランスフォーマーたちは一部姿を変え登場する。前作が楽しめた方は本作も視聴をおすすめする。
- TVアニメ「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010」や「トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ」のオマージュが随所に見られる。個人的にはロディマスコンボイの登場が嬉しかった。
- 多くのサイバトロン戦士が2体上下合体(スーパーリンク)を行える。状況に応じて上半身部分と下半身部分に合体するため演出バリエーションが豊富。
<おすすめしないポイント>
- キッカー(人類)の言葉遣いや態度が好きになれなかった。あんな性格なのに仲間から嫌われるエピソードが全くないのも違和感がある。
- スペリオンなどの5体合体戦士。過去作では5人分の人格があったが、本作では1人分しかない(コンボイのグランドフォースみたいな位置づけか)。
- 前作で重要な役割を演じたマイクロンは、本作では影の薄い存在に。