機動警察パトレイバー2 the Movie/作品レビュー
<放送媒体・期間>
劇場公開作品
1993年8月7日 公開
<あらすじ>
2002年冬、特車二課第2小隊は人員がほとんど入れ替わり、後藤隊長と山崎以外のメンバーは各々の道を歩み始めていた。
そんなある日、横浜ベイブリッジが巡航ミサイルによって爆撃される事件が起こる。その後、ミサイルは自衛隊の戦闘機F-16Jから発射されたことがわかるが、自衛隊側はこれを否定。事件は未解決のままとなる。しかしこれがこれから起こる東京を舞台にした「戦争」の始まりであった。
特車二課第2小隊の後藤隊長の元に荒川と名乗る一人の男が現れることにより物語は進んでいく。
<おすすめポイント>
- 柘植が起こす様々な事件によって翻弄される首都東京が描かれており、通勤するサラリーマンと道路を走る自衛隊の戦車の対比など日常と非日常が巧みに交差している。
- 本作の主人公と言ってもより後藤隊長と荒川茂樹とのあいだで語られる「戦争論」。劇場版1以上に会話劇を楽しめる。
- TV・OVA・漫画等、シリーズの全てはまだ続くかのように終わっている為、本作のみ「特車2課最後の事件」としてきちんと完結する。
<おすすめしないポイント>
- 後藤隊長以外の第2小隊のメンバーはほとんど活躍しない。またレイバーも冒頭とクライマックスのみ登場。
- 内容が難解なため1度観ただけではすべてを理解できないかも。
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