機動警察パトレイバー the Movie/作品レビュー
<放送媒体・期間>
劇場映画
1989年7月15日公開
<あらすじ>
ロボットテクノロジーの急速な発展によって開発された汎用多足歩行型作業機械、通称「レイバー」。あらゆる分野で使用されることになり経済が発展していく反面、レイバーを使った犯罪が発生するようになり大きな社会問題となっていた。
これに対し、警視庁は新たに「特科車両二課中隊」(通称「特車二課」)を設立しパトロール用レイバーを配備。パトレイバーの誕生である。
特車二課第2小隊には新型レイバー「イングラム」が配備されていたが、小隊のメンバーは個性的な性格の持ち主が多く「泣く子も黙る第2小隊」として畏怖と非難と賞賛?を浴びる毎日であった。
そんな中、レイバーが勝手に暴走する事件が多発する。事件を起こすレイバーには新OS「HOS」を搭載しているという共通点があるようだが・・・。
<おすすめポイント>
- 終始天才プログラマー「帆場暎一」によって翻弄される特車2課だが、後藤隊長と松井刑事により解き明かされる事件背景、HOSに乗っ取られたレイバーと戦うパトレイバーの活躍など見どころが多い。
- 数多く発表されている押井守監督作品でもかなり解かりやすい内容となっており、管理人がおすすめするロボットアニメ10本に入る面白い作品。
- 独特な演出が随所にみられ、この物語の中心となる事件をよりミステリアスにしている。BGMも忘れられない。
<おすすめしないポイント>
- 「おじさん2人のセリフ回し」が長め。劇場版2以降で本格化するが、賛否分かれるかも。
- あらすじ等なしで始まるため、旧OVA(最低第1話)を観ておいたほうが解かりやすい。
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