グレートマジンガー対ゲッターロボ/作品レビュー
<放送媒体・期間>
劇場公開作品
1975年3月21日
<あらすじ>
謎の円盤とともに飛来した宇宙怪獣ギルギルガン。いち早く出撃したゲッターロボは円盤との戦いに苦戦。一方、ギルギルガンを追撃したグレートマジンガーも撤退を余儀なくされる。ゲッターチームと剣徹也はお互いの協力なくして勝利は得られないことを痛感するのだった。改めて攻撃を開始するグレートマジンガーとゲッターロボだったが、ギルギルガンには金属を食べて成長していく恐ろしい秘密があった。
<おすすめポイント>
- 巨大ロボット同士のコラボは本作品が初めて。「スーパーロボット大戦」の元祖ともいえる。恐竜帝国でもミケーネ帝国でもない敵の存在(最後まで正体が明かされないのも良い)も良かった。UFOブームにあやかって登場させた円盤だが、ベガ星連合軍の先兵のように感じてしまう。
- すでにゲッターチームと剣徹也がライバル関係にあるのが興味深い。
- 本作の一番の功労者はギルギルガンだろう。多くの機械獣や戦闘獣を登場させたマジンガーZの劇場版とは異なる魅力を感じる。
<おすすめしないポイント>
- ギルギルガンのパワーアップは見どころがあるが、ゲッターロボとグレートマジンガーはTV版と同様の戦いしかしない。やはり上映時間30分は短い。
- もう少し2大ロボットが共闘することの凄さが伝わるような演出が欲しかった。
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