銀河旋風ブライガー/作品レビュー
<放送媒体・期間>
TVアニメーション
1981年10月6日~1982年6月29日 全39話
<あらすじ>
人類が太陽系全域にまで進出した未来。しかし政治は腐敗し、複数の犯罪組織・コネクションが台頭する荒廃した時代となっていた。そんな中、隕石群アステロイドベルトのウエストJ区9番地で弱気を助け悪を挫く宇宙の始末屋「コズモレンジャーJ9」が結成される。彼らは巨大ロボット「ブライガー」を操り悪の掃除を始めるのだった。
<おすすめポイント>
- ドラマ「必殺仕事人」をモチーフにしたロボットアニメ。コズモレンジャーJ9が多額の報酬を受け取り悪を成敗していく痛快娯楽作品となっている。J9の主要メンバーのノリが軽いのも本作の特徴の一つ。
- ロボットの活躍シーンが少ない本作。そのぶんドラマ要素に見応えがある。シリーズ化された最大の要因ではないか。
- 80年代ロックをBGMとした音楽が良かった。ドラマを時に軽快な演出に、時にハードボイルドな演出に変えてくれる。
- 主役ロボット・ブライガー。変形の際に巨大化するブライシンクロンも特徴的だが、最も気になるのは「手」。放送当時はダサいで片づけていたが、今では相当斬新に感じる。
<おすすめしないポイント>
- ブライガー無双状態。結局ブライガーを苦しめる敵は登場しなかった。カーメン戦艦との一騎打ちが見たかった。
- 宇宙空間における科学的解釈については、本作においては愚問。
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