スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター/作品レビュー
<放送媒体・期間>
TVアニメーション
2010年10月~2011年4月 全26話
<あらすじ>
人類初の地球外知的生命体との戦争「L5戦役」から半年。DC残党を追跡中だったATXチームの隊長・キョウスケとエクセレンは、謎の組織・シャドウミラーと遭遇。なぜかキョウスケをよく知るシャドウミラー隊に苦戦する中、異型の生体兵器・アインストも出現。キョウスケとエクセレンにだけ聞こえるアインストの声に2人は混乱する。さらにインスペクターと名乗る異星人も現れ人類は再度戦乱の渦に巻き込まれようとしていた。
<おすすめポイント>
- ゲーム「スーパーロボット大戦」の各シリーズのオリジナル主人公・ロボットが総出演する作品。ロボット大戦というタイトル通り数多くの主人公系ロボットが活躍する。ロボットアクションシーンはこれでもかと思うくらいのクオリティを見せてくれる。
- それぞれのキャラクターが主人公を務めていたため存在感がある。ゲームで流れた各キャラクター専用BGMが流れるのが嬉しい。ほとんどゲーム同様の声優陣。主人公キャラ達のため異様に豪華。
- OG外伝のキャラクターも少し登場。次回作を希望。
- 武神装甲ダイゼンガーの回は特に最高。制作陣の力の入れ具合も尋常ではない。
<おすすめしないポイント>
- 味方がピンチの時に新キャラが助けに入るパターンが多すぎる(ゲーム原作通りだが)。もう少しアニメならではの演出でこのワンパターンを回避できなかったか。
- スパロボファンの場合、各キャラが初登場するシリーズ→GBAのスパロボOG→PS2のスパロボOGとプレイしているため、原作通りの内容に安堵と退屈感が出てしまう。
- キャラクターの細かな心理描写は少ない(というより詰め込みすぎてそんな余裕がない)。
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