機甲界ガリアン 鉄の紋章/作品レビュー
<放送媒体・期間>
OVA(オリジナルビデオアニメーション)
1986年8月5日 全1話
<あらすじ>
惑星アーストでは長い間戦乱が続いていたが、巨大兵器「機甲兵」を発掘したマーダル王は瞬く間に戦地を統一していった。最後の反抗勢力「鳥一族」との戦いを前に休息を取るマーダル王、その息子ハイ・シャルタット王子とジョルディ王子。戦いを前に浮かれる兵士達だったが、ハイ・シャルタットに前には自分がマーダル王を殺害してしまう幻影が浮かんでいた。
<おすすめポイント>
- TVアニメ「機甲界ガリアン」の固有名詞等を一部用いたものの完全に独立した作品。TV版の敵味方キャラクターを家族にしてしまう大胆なアレンジを用いている。
- 鬼神のごとき強さの鉄巨神(ガリアン)。少し長すぎるようにも感じる戦闘シーンだが、鉄巨神の恐ろしさが十分に伝わってくる。戦闘シーンにBGMが無いのも面白い演出だった。出淵裕さんのデザインが冴え渡っている作品。
<おすすめしないポイント>
- 賛否を呼ぶラストの展開。子供の頃おもちゃで一人遊びをするときはこんなラストで終わらせていた。
- ガリアンの玩具っぽさが消えている(変形機構やローラーダッシュ等)。
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