マクロスプラス/作品レビュー
<放送媒体・期間>
OVA(オリジナルビデオアニメーション)
1994年8月25日~1995年6月25日 全4話
<あらすじ>
統合軍のエースパイロットながら自由奔放な性格ゆえ軍規違反を繰り返していたイサム・ダイソン。念願のテストパイロットに抜擢され移民惑星エデンに向かう。次期主力可変戦闘機を決める「スーパー・ノヴァ計画」は、イサムの乗る「YF-19」と旧知の仲であるガルドが乗る「YF-21」で争われるのだが、犬猿の仲でもある彼らは事あるたびに衝突を繰り返す。そんなある日、2人の幼馴染ミュンもバーチャルアイドル「シャロン・アップル」のプロデューサーとして惑星エデンに降り立つ。
<おすすめポイント>
- 「超時空要塞マクロス」の30年後を描いた作品。シリーズに共通される「高速戦闘」「男女の三角関係」「歌」は健在。三角関係はより大人向けに、そして敵側が歌うなどシリーズでも異色の作風。マクロスシリーズのリアル系。
- 同時期に制作された「マクロス7」と細かい設定が共通しており見つけてみるのも面白い。ちなみにマクロス7は本作の5年後の物語。
- やはり見どころは終盤の戦闘シーン。イサムとガルドが繰り広げる稚拙な口喧嘩とド派手な戦闘シーンのミスマッチが大変面白い。
- 菅野よう子さんの手掛けたBGM。聴きごたえがある。あと主題歌「VOICES」は最高。
<おすすめしないポイント>
- 圧倒的な作画クオリティーに押されがちだった恋愛模様。もう少し3人の過去話を入れてほしかった。
- 振り返ってみると終盤で追われ続けるミュンのシーンは必要だったのだろうか?と思ってしまう。
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