ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序/作品レビュー
<放送媒体・期間>
劇場公開作品
2007年9月1日 公開
<あらすじ>
世界人口の約半数が失われた大災害「セカンドインパクト」から15年。別居していた父より呼び出された少年・碇シンジは第3新東京市にやってくる。そこで彼が見たものは、謎の敵「使徒」と国連軍の戦闘だった。戦いに巻き込まれそうになるシンジだったが、彼を迎えにきた葛城ミサトに命を救われる。しかし彼に待っていたのは、巨大ヒト型決戦兵器・人造人間エヴァンゲリオンとこれに乗って使徒と戦えという父から告げられた無情の通告だった。
<おすすめポイント>
- TVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」を再構築した劇場版第1作。TVシリーズの内容を忠実に踏襲することにより、エヴァを始めて見る人にも大変わかりやすくなっている。エヴァの入門書として完璧。
- 現在でもロボットアニメにおいて他の追随を許さない主人公の内向っぷり。過酷な運命に翻弄されながらもがんばろうとする姿に感動を覚える。
- クライマックスのヤシマ作戦は大迫力の戦闘シーンとなっている。日本中の電力を集める描写も丁寧に描かれている。CGで描かれた使徒ラミエルも新鮮。
- 謎めいたキーワードが乱立するが理解する必要はない。わからなくてもおもしろい。
<おすすめしないポイント>
- TVシリーズのダイジェスト版になっているので既存のファンには物足りない印象が残る。
- 明るいシーンが少ないためシリアス色が強くなってしまっている。
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