シン・エヴァンゲリオン劇場版/作品レビュー
<放送媒体・期間>
劇場公開作品
2021年3月8日 公開
<あらすじ>
フォースインパクトは防いだが廃墟化した街に取り残されてしまったシンジ、アスカ、アヤナミレイの3人は、反NERV組織「ヴィレ」に戻るため歩き出す。2度も人類を滅ぼしかけた重圧に苦しむシンジ。絶望したシンジの前に現れたのはかつての旧友・鈴原トウジだった。トウジたちが暮らす集落「第3村」で保護されたシンジは、ケンスケたちクラスメートと再会するものの気分が晴れることはなかった。一方、クローンとして生まれたアヤナミレイは、村人たちとの生活の中で人間らしさを芽生えさせていくのだった。
<おすすめポイント>
- 新劇場版シリーズの第4作目(完結編)。TVシリーズを含めた完結作でもあり、25年の集大成ともいえる作品。最後まで見て初めに思った感想は「すっきりした」。
- 人類補完計画を中心とした難解な設定を十分に理解できなくても楽しめた。
- 葛城ミサトが最後までかっこ良かった。もう一度この人を中心に考えて見直したい。
- 序盤の戦闘シーンは特にシビれる。昭和歌謡曲を口ずさみながら戦うマリも良かった。
- 随所にみられる特撮作品へのオマージュ。具体的な作品を知らなくても「何かの特撮作品へのオマージュなのだろうな」と思えるところが凄い。
<おすすめしないポイント>
- やはり難解な用語が乱立する作品ではある。私は頭が悪いので考察サイト等を見て理解した部分が多い。気楽に見たい人向きではない。
- 割とありがちなラストには賛否が分かれるか。