劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇/作品レビュー
<放送媒体・期間>
劇場公開作品
2008年9月6日公開
<あらすじ>
人類が地下で暮らすことを当たり前と考えている世界。ジーハ村のシモンは穴掘りを得意とする内気な少年。兄貴分と慕うカミナとともに地上へ出ていこうとするが村長にくい止められてしまう。そんなある日、シモンは小さなドリルと顔型のロボット・ラガンを見つける。ラガンを使い地上への脱出を図ろうとするカミナとシモン。しかし突如地上より巨大なロボットとライフルを持った少女・ヨーコが落ちてきた。これを好機と考えたカミナは、シモンの操るラガンとともに巨大ロボットを破壊して地上へ向かうのだった。
<おすすめポイント>
- TVアニメ「天元突破グレンラガン 」の第1部から四天王撃破までを再構築した総集編。ストーリー後半は四天王(チミルフを除く)との総力戦が新規シーンとして描かれており、劇場オリジナルのガンメンも登場する。
- 仲間たちが集う部分こそダイジェストだが、それ以外は丁寧にまとめられている。総集編劇場映画の鏡のような作品。戦闘シーンが多いのも評価すべき点。
- 熱いキャラクター、熱いロボットアクション、そして熱いセリフのオンパレード。
<おすすめしないポイント>
- キャラクターの気持ちでロボットの損傷も治ってしまうギャグ作品的な一面がある(一方で主要キャラクターが死ぬようなシリアスな一面も)。