アルジェントソーマ/作品レビュー
<放送媒体・期間>
TVアニメーション
2000年10月5日~2001年3月29日 全26話(特別編含む)
<あらすじ>
西暦2054年。地球は未知なる金属生命体の襲撃を受ける。彼らは地球到達後、ある地点(のちに巡礼ポイントと名付けられる)に向かっており、その場所に到達することが人類の終わりだと考えられていた。軍隊は再編成を余儀なくされ、この対エイリアン特殊部隊「ヒューネラル」を組織する。
金属工学科のタクト・カネシロは、恋人マキの勧めでノグチ教授が指導する研究施設へ向かう。そこではエイリアンの死体を繋ぎ合わせた実験複合体フランクの蘇生実験が行われていた。タクトはマキとノグチ教授に不信感を感じつつも実験に協力する。度重なる実験の末、フランクの蘇生に成功するも暴走。マキ、そしてノグチ教授は死亡。タクトも重傷を負ってしまうのだった。
<おすすめポイント>
- 「フランケンシュタイン」のベースに、タクト・カネシロの復讐劇を主軸としたアニメ。前半はエイリアンを撃退するストーリーだが、話の根幹が見えてくる後半からは驚きの展開となる。地味だけど硬派な作品。
- 可変機動兵器「ザルク」のデザイン。リミッターが解除できるギミックも良かった。後継機トートとの空中戦も見応えがある。
- 物語の雰囲気に見合わないと思われたEDに隠されていた事実に驚き。
- 今思えば声優豪華だな。
<おすすめしないポイント>
- 主人公の粘着質ぎみな性格は好みが分かれる。特に前半はしつこい。変化が見られる後半まで耐える必要がある。
- 複数襲来するエイリアンのデザインは変えてほしかった。
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