メダロット魂/作品レビュー
<放送媒体・期間>
TVアニメーション
2000年7月7日~2001年3月30日 全39話
<あらすじ>
子どもたちに大人気のお友達ロボット「メダロット」。メダロット同士のバトル・ロボトルの世界大 会で準優勝となった天領イッキは、町内でも有名人となり見知らぬ人にロボトルを挑まれるまでになっ ていた。そんなある日、新進企業が開発したデスメダロットのロボトルを挑まれるイッキ。しかしデス メダロットのルール無用の攻撃に苦しめられる。必殺技・メダフォースも効果がないまま敗北してしま うのだった。
<おすすめポイント>
- アニメ「メダロット」の続編。しかし制作会社・監督が一新されており、一部設定を引き継いだ別作品という位置付け。前作を見ていない人でも楽しめる内容となっている。
- メダロットに変形機構メダチェンジが追加。ロボトル演出バリエーションの幅が広がる。
- 毎回奇抜なアイディアでロボトルに勝利する主人公の天領イッキ。ルール無用のデスメダロットのユーザーが広がっていく中、メダロットは友達と考え正々堂々とロボトルする彼の行動に心打たれる。
- 喋り方が怖い敵役のコクリュウ。残酷なセリフを無邪気に言うシーンでは背筋が凍る。
<おすすめしないポイント>
- 世界的規模のロボトルが展開された前作に比べ、本作はすべて町内の出来事で完結するためスケールダウンしてしまった印象。
- メタビーが負けるシーンが多い(相手がルール無用で襲いかかってくるためだが)。前作の爽快感は得られない。終盤までメダフォースが無効だったのが痛い。
- 前作の主要キャラクターであるコウジやカリンは登場しない。留学等の設定を加えてくれるだけでも良かったのに。
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