ガンパレード・オーケストラ/作品レビュー
<放送媒体・期間>
TVアニメーション
2005年10月~2006年3月 全24話
<あらすじ>
~白の章~
青森県と北海道を結ぶツインブリッジを守護する青森第108警護師団第4小隊に配属された隊長の石田咲良。しかしこの部隊の隊員はほとんどが戦闘未経験者であり、問題のある人物ばかりであった。
~緑の章~
幻獣との戦闘が激化する広島県で孤軍奮闘する部隊があった。雷電と呼ばれる生物兵器を要する第105師団第7芝村中隊である。ロボット兵器を使用する部隊と引けを取らない活躍をする彼らだったが、上層部より最前線からの撤退を命令されるのだった。
~青の章~
10年以上幻獣の出現が確認されていない小笠原諸島の父島。いずれ現れるだろう幻獣に対抗するため第8警備師団の訓練は続けられるのであった。そんなある日、第8警護師団隊長・石塚弘のかつての部下である永野栄太郎が本土よりやってくる。
<おすすめポイント>
- アニメ「ガンパレード・オーケストラ」の続編。基本的に世界観のみ引き継いでいるため前作未視聴でも楽しめる。白の章(1話~9話)、緑の章(10話~17話)、青の章(18話~24話)と独立した物語(オムニバス形式)で描かれている。
- 1話完結型のストーリーが多く、シナリオもしっかりしているため面白い。3部構成のため物語のテンポも良かった。
- 最後まで明かされない人類の敵「幻獣」。どうやら劣勢らしい世界情勢も詳細は語られない。全体像が見えてこない結果、各部隊のシビアな現実がリアルに伝わってくる。ゲームプレイしたいな。
<おすすめしないポイント>
- 章が変わるたびにロボット活躍する機会が失われていく。青の章に至っては戦闘すら行われない。
- 3部とも中途半端な終わり方をする(あとはゲームをプレイしろということか)。
- 結局、各章が交わることのないまま終わる。
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