ナイツ&マジック(漫画)/作品レビュー
<著者>
原作 天酒之瓢
作画 加藤拓弐
<発表媒体・期間>
ヤングガンガン 2016年4月15日~2022年3月4日
ヤングガンガンコミックス 全17巻
<あらすじ>
ロボットオタクのプログラマー・倉田翼は仕事帰りに交通事故で命を落とす。しかし、その記憶を残し異世界に転生する。そこは、シルエットナイトと呼ばれる巨大ロボットが跋扈する夢のような世界だった。エルネスティ・エチェバルリアという少年に転生した翼は、自分専用のシルエットナイト制作を目標に勉学に励んでいくのだった。
<おすすめポイント>
- 剣と魔法の世界に転生した主人公・エルネスティ・エチェバルリア(通称・エル)が大好きなロボットを制作するために奮闘する物語。時に周りが見えなくなるほどロボット好きのエルの姿が面白い。そんな彼の猪突猛進ぷりに巻き込まれながらも次第に引き込まれていく仲間たちも魅力的。
- シルエットナイトの構造に関する説明や世界背景などアニメ版よりも丁寧に描写されている。アニメでは割愛されたキャラクターも多く登場。
- 画力が高いので読みやすく、ロボットと人の描き方にも違和感がない。戦闘シーンも迫力があった。
- 巻末のメカニック解説と4コマ漫画が面白い。
<おすすめしないポイント>
- ほとんどアニメ版と同じ部分で終了する。アニメ版の先を知りたい人は原作小説を読むしかない。