フロントミッション ザ・ファースト(PS版)/作品レビュー
<対応機種・発売日>
プレイステーション
2003年10月23日
<あらすじ>
二大経済共同体。これはアジア・オーストラリアを中心とした″オシアナ共同連合(O.C.U)″と、アメリカ・カナダを中心とした″ニューコンチネント合衆国(U.S.N)″のことである。世界はこの二大組織を中心に回っていた。
そして両国の国境を持つ島「ハフマン島」では長い緊張状態が続いていた。
O.C.U軍のパイロットであるロイド・クライフは、U.S.N軍の軍需工場への偵察任務を行っていた。しかし、そこにはこちらの動きを掴んでいたのか敵部隊が待ち構えていた。そして偵察対象である工場が謎の爆破。ロイドたちは任務を放棄し撤退する。
後に「ラーカス事件」と呼ばれるこの事件によりハフマン島全土は戦闘状態に突入してしまう。
2090年、第二次ハフマン紛争 勃発。
<おすすめポイント>
- パーツを組み合わせオリジナルロボット″ヴァンッァー″をカスタマイズし、傭兵部隊として様々なミッションに挑むシミュレーションRPG。冒頭から起こる謎の事件を中心に泥沼化していくハフマン紛争を描いている。
- ヴァンッァーの胴・手・足のパーツ、両手・両肩の武器を自由にカスタマイズし、パイロットの特性に合った戦略を考えることが出来る。必要な資金は闘技場で何度でも稼ぐことが出来るのでクリアが不可能になることはない。
- スーパーファミコン版のリメイクとなるが、U.S.N軍視点で描かれる″ケビン″編が追加されている。
<おすすめしないポイント>
- ヴァンッァーの機体色まで変更可能だが、戦闘マップ上では色の識別が難しい。せいぜい6色ぐらい。
- 自由すぎるカスタマイズであるため、機体に愛着がわかない。また、機体名・搭乗者名がすべて英語表記のため誰がどんな機体に乗っているのか判断しづらい(せめて戦闘時に顔表示してほしかった)
- どのマップでも敵全滅が目的となるミッションが多い。
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エンターブレイン
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