スーパーロボット大戦T/作品レビュー
<対応機種・発売日>
PlayStation 4 / Nintendo Switch
2019年3月20日発売
<あらすじ>
人類は宇宙への進出に夢をかけた。のちに「黄金の時代」と呼ばれる繁栄期だったが、外宇宙の過酷な現実によって打ち砕かれてしまう。生活圏を太陽系内に留めた人類は「黄昏の時代」と呼ばれる衰退期を迎えてしまうのだった。
新宇宙暦200年。巨大複合企業「VTXユニオン」の新プロジェクトTND。試作機開発のために集められた面々は、各部署で問題のある社員ばかりであった。
<おすすめポイント>
- 様々なロボットアニメ作品が一同に集う「スーパーロボット大戦」シリーズ作品。過去作との直接的な繋がりはなく本作で完結もされている。
- 迫力のある戦闘シーンに安定したシステム面。本作から導入されたサポートコマンドにより戦略の幅が広がった。
- 本シリーズを初めてプレイする方には相当楽しめる作品となっている(XとVも同様)。
- 原作アニメの登場シーンが使われている。特にトライダーG7の発進シーンは良かった。
- 終盤からのストーリー展開は斬新で興味深い。
<おすすめしないポイント>
- システム面は目新しいものがない。登場作品も半数以上は前作からの使い回し。シリーズ経験者には物足りない作品。
- 熟練度の獲得条件がワンパターン。何ら改善が見られない。いいかげん「◯◯ターン以内」をやめてほしい。
- スペシャル参戦オリジナルロボットはゲシュペンストのみ。せめていくつかのバリエーションに換装できるようにしてほしかった。
- 他の戦地の描写が少ないためこじんまりとした印象が拭えない。過去作ではZガンダムに登場したヘンケン艦長が別部隊で戦っている描写があった。
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