ゾイドワイルド ZERO/作品レビュー
<放送媒体・期間>
TVアニメーション
2019年10月4日~2020年10月16日 全50話
<あらすじ>
戦う意思を持つ金属生命体「ゾイド」によって荒廃してしまった地球。人類は「帝国」と「共和国」に分かれゾイドからの脅威に抵抗、また化石化したゾイドを復元し軍事利用していた。
運び屋のレオ・コンラッドと相棒のゾイド「ビーストライガー」は、帝国軍の追っ手から偶然助けた少女・サリーとともに冒険の旅に出るのだった。
<おすすめポイント>
- TVアニメ「ゾイドワイルド」の第2期。前作と舞台やキャラクター設定を一新しており、旧来のゾイドシリーズの世界 観に近い形になっている。タカラトミーの強みでもある玩具や漫画とのメディアミックス展開もうまく作られている。
- 全体的にシリアスな展開が続く作品。前作の雰囲気に馴染めなかった方にもおすすめ。
- 王道のストーリー。帝国と共和国の紛争と共闘が物語の主軸となり、その中で主人公と仲間たちが奮闘する姿が描かれる。
- 複数回訪れる巨大ゾイドとの攻防戦は怪獣特撮映画を見ているようで興奮する。
<おすすめしないポイント>
- 昭和の怪獣ブームが衰退した原因でもあるが、短足のゾイドたちは格闘バリエーションが少ない。進化解放も各ゾイド一つでは単調な戦闘になる。アーマードライガーも1話のみだったので残念。
- セリフにオリジナリティがない。振り返っても何一つ思い出せない。